
| タイトル | 天国への道 |
| 聖書 | ヨハネ14:1~6 |
| 説教者 | 木下淳夫師 |
今日のテーマは、「天国への道」です。
私たちは、いつかこの地上の生涯を終える時がきます。人間は、死後どこへ行くのかわからないため、多くの人が死に対して不安を抱きます。しかし、聖書はイエス様を信じる人はだれでも、永遠のいのちを与えられ、天国へ行くことができると約束されています。
今日は、私たちを天国へ導いてくださるイエス様に注目し、私たちも天国への希望と確信をもって、この地上の生涯を歩んでいきたいと願っています。
ヨハネの福音書14章1~4節
1 「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。
2 わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです。
3 わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。
4 わたしの行く道はあなたがたも知っています。」
(新改訳第三版)
イエス様は、この地上を離れることになると弟子たちに告げられました。それによって、弟子たちはとても不安になりました。ですから、イエス様は弟子たちに、心を騒がすことなく、すべてを治めておられる神様を信じ、また、イエス様を信じるように命じられました。このイエス様が語られたみことばは、当時の弟子たちだけでなく、不安なことが多い世の中で生きる私たちにとっても、重要な命令です。そして、イエス様は、弟子たち、また、私たちが心を騒がせる必要がなく、イエス様に信頼し続けるべき理由を説明してくださいました。
イエス様が、弟子たちのもとを離れるのは、彼らのために天国の住まいを備えるためです。イエス様は、父の家である天国には、住まいがたくさんあるとおっしゃいました。それは、すべての人が天国に入ることができると言うことを意味しています。もしも、一部の人しか天国に入ることができないのなら、イエス様は弟子たちに天国に入るためにはきびしい競争があると教えられたでしょう。しかし、実際は競争する必要はなく、すべての人が恵みにより、信仰によって天国に入ることができます。そのように、神様の家には住まいがたくさん用意されています。そして、その住まいに入ることができるように、イエス様は準備をして、それから弟子たちを迎えに来るとおっしゃいました。イエス様は、この地上で弟子たちと別れることになりますが、天国で一緒にいることを願っておられることを、彼らに語られました。
ヨハネの福音書14章5~6節
5 トマスはイエスに言った。「主よ。どこへいらっしゃるのか、私たちにはわかりません。どうして、その道が私たちにわかりましょう。」
6 イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。
(新改訳第三版)
弟子のひとりトマスは、イエス様がどこへ行こうとしているのか、わからないと言っています。なぜなら、トマスだけでなく、弟子たちは、イエス様がイスラエルの王になることを疑わずに、ここまで従ってきたのですから、ここでイエス様がこの世を離れるなどとは考えられなかったからです。ただイエス様が父なる神様の御許へ行かれるということは、なんとなくわかったのですが、天国がどこにあるのか、どうやって行くのか、トマスはまったく想像もできませんでした。ですから、彼はイエス様に尋ねました。
すると、イエス様は、ご自身が道であるとおっしゃいました。イエス様こそ、天国へ行く道、イエス様を通らなければ、父なる神様の御許に行くことはできないと教えられました。そして、イエス様はご自身が天国への道であるというだけでなく、イエス様こそ永遠に変わることがない真理であり、永遠のいのちそのものであるお方であることを宣言されました。
ヨハネの福音書14章6節
「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。
わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」
(新改訳第三版)
『いのちの歌』という歌で、「いつかは誰でも この星にさよならをする時がくるけれど 命は継がれて行く」と、歌っていますが、私たち人間は、必ずこの世を離れるときがきます。しかし、いのちは失われることはありません。真理であり、いのちであるイエス様は、イエス様を救い主と信じて従い、イエス様とともに歩むことを選んだ人たちの道となってくださり、その人を天国に導いてくださいます。
私たちは、目的地に行こうとするとき、その道を調べます。知らない土地であっても、見たこともない場所に行かなければならないときでも、その道がはっきりとわかっていたなら不安はありません。ましてや、その行き先をよく知っている人が一緒にいてくれるなら何の心配もありません。天国へ行くためにどうすればいいのか普通ならわかりません。しかし、天国から来られたイエス様が、一緒に歩んでくださり、ご自身が道となってくださるので、天国を見たことがない私たちも迷うことなく確実に天国へ行くことができます。
イエス様が、ここまで親切に導いてくださるるのは、私たちを愛しておられ、私たちをご自身の側におらせるためです。イエス様は、「神を信じ、またわたしを信じなさい」と命じられました。ですから、イエス様を信じ、道であるイエス様を通って、天国への道をまっすぐに歩ませていただきたいと願います。